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ドコモ料金体系全面見直し、5Gを1000円値下げ…4Gも600円下げ

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携帯電話最大手のNTTドコモは18日、来年4月に主力ブランドの大容量プランを値下げすると発表した。高速・大容量通信規格「5G」向けで1000円、主流規格「4G」の主力プランでも600円それぞれ引き下げる。すでに格安な新プラン「アハモ」の導入も表明済みで、全面的な料金体系の見直しに踏み込む。

 携帯料金の引き下げを看板政策に掲げる菅首相が9月に就任して以降、主力ブランドでの本格値下げは同社が初めて。5G向け大容量プランは、現行の月額7650円(税抜き)から6650円に値下げするとともに、月間データ容量を従来の100ギガ・バイト(GB)から「無制限」に拡大する。5Gの通信速度は4Gの最大100倍に達し、高画質な配信動画を視聴することで利用者のデータ消費量の増加が予想されることに対応した。

 現在の主流規格「4G」の主力プランでは、7150円から6550円に値下げする。同時に月間データ容量は30GBから60GBに拡大させる。この場合、動画投稿サイト「ユーチューブ」で高画質動画を計算上は約90時間視聴できる。

 今回の料金改定で、値下げ幅がより大きい5Gは、4Gとの料金プランの差が現在の500円から100円に縮小する。全契約者の8割弱を占める4Gから、現在は数%にすぎない5G契約へ移行するように促すことや、携帯電話で動画を視聴する機会が多い層の取り込みを図る狙いがあるとみられる。